家づくりをするにあたり、以下の方針とした。
- 夏は涼しく冬は暖かい環境を提供する。そのためには、断熱や気密といった性能を高めた住宅を調達する。
- 花粉症のため、ハウスダストや刺激物質の換気性能を重視する。
- 家事の負担を少なくする。
- 住むことに満足感が得られるデザインを内外観共に求める。
- 耐震性を備えた造りとする。
- 県外への転勤や介護などのイベントを想定し、仮に賃貸で出した場合のローン負担と家賃収入が大きく乖離しない間取りとする。
これらの要求事項を実現するにあたっては、データや事実を重視して、性能とコストのバランスやベンダーの得意な部分(知識・経験や調達力)を考慮して実現方法を確定させる。
建物コストは過剰にならないようにする。コストの考え方は初期費用よりも特にメンテナンス費用の低減を重視し、長期でのコスト評価を行う。メンテナンスフリーや高耐久性の設備や建材を利用する。