愛媛で注文住宅を建てる

2023年11月からえひめ松山市で土地を買って、家を建てます。家が建つまでの過程を綴ります。

詳細設計ではじめに依頼した内容

外観と間取りが決まったら、詳細な仕様の相談が始まる。モデルハウスの仕様書を見せてもらい、以下のような項目があった。1つ1つ精査して仕様を決めていく。

  • 柱の太さなど構造
  • 防蟻処理
  • 給排水
  • 電気
  • 断熱材
  • 外部仕様(基礎、屋根、外壁、樋、軒天、破風、鼻隠、ポーチ、板金、玄関、窓など)
  • 内装仕上げ(壁材、床材)
  • 設備(キッチン、トイレ、洗面台)

標準仕様はあるので、変更したいところに注文つける。はじめに変更した箇所は以下の部分。全て対応可能との回答だったが、省令準耐火構造にするのにあたり、石膏ボードを柱に直張りするため、動きが出てしまう柱の一部と横架材は自然乾燥木材ではなく、機械で乾燥させる人工乾燥木材(動かない木材)を利用する必要があるらしい。

また、過去の施工経験で外壁面にセルロースファイバーがぱんぱんに入るので、省令準耐火にすると石膏ボードを内壁に張れないことがあったらしい。ネットで事例を探すと胴縁を壁の上ではなく壁の中に入れて対策している大工さんのブログがあった。建築士さんに紹介したところ、これでいけそうだとの回答。

  • 準防火地域だが、準防火対応に加えて省令準耐火仕様にすること。準拠するための初期費用はかかるが、火災保険が半額になるので長い目で見ると元が取れるし、コストメリットが出る。
  • 断熱材の追加。壁の断熱材は柱の太さに制限されるためセルロースファイバー105mm固定で増やせない。天井断熱はセルロースファイバー250mmに増強。床断熱はスタイロエースを60mmから75mmへ増強。ユニットバス部分は基礎断熱との説明で、立ち上がり部分にスタイロエース50mmだったので、底盤部折り返し部分も50mmを追加してL型にしてもらった。
  • 軒天はモデルハウス見学した時に目を引いたニチハ 軒天12 木目調を指定。
  • 外壁は長期のメンテナンスコストを重視してそとん壁
  • 太陽光発電は5kWを載せる。
  • 給湯は長期のランニングコストを重視してエコキュート、460Lモデル。
  • 基礎の防湿シートはダーミダンシートを使う。
  • 換気はダクト排気式の第3種換気、ルフロを使う。